THE HIRAMATSU 京都

京町家の美意識が凝縮されたような空間で、こだわりぬいた美食のおもてなし。

前庭を眺めながら、料理長が厳選した食材をお楽しみ頂く割烹に、和のテイストも取り入れた華やかなイタリア料理。いずれもレストラン発祥の「ひらまつ」だからこそできる華やかで繊細な一皿。

背筋がピンとするような感覚と、同時にどこか懐かしい落ち着いた感覚で料理をいただき、気づくと心地良さに満たされているはずです。

旬を重んじ、素材を活かした料理を最高のタイミングで味わう至福のひとときを。

かつて幕府が置かれ、栄華を誇った街並みの中で、糸屋格子と紋入りの電灯が和の優美さを醸し出す、まさに京町家そのもの。

かつて呉服店だった時代の町家のたたずまいや意匠を残しつつ、現代の快適さを重ね持つ特別なしつらえは、非日常感を演出してくれます。

「街の記憶を育む宿」として京の町を堪能し、また新しい京の記憶が生まれる予感に、期待が生まれます。

町屋の表家とよばれるフロント、梁が見事なダイニングなど、素材の一つひとつにこだわり尽くした匠の技が活かされた建物に、伝統を感じます。

客室内、館内のあちこちにあるアンティーク家具は、清朝時代のもの。

フロントの壁は聚楽塗。床は当時の土間を思わせる三和土(たたき)風に復元されており、さりげないところで「しつらえ」を感じます。

また、町家には欠かせない庭。竹が空に向かって伸び、差し込む光も美しく、眺めているだけで心が和むスペースです。

格別な居心地の良さを感じる客室は、全29室全てが54㎡以上のゆとりある贅沢な空間。

ドアを開いてまず目に入るのは、部屋の全貌ではありません。まるで絵巻物のように、入って、曲がって、入って…そのたびに異なる表情が現れます。次はどんな表情が現れるのか期待をしながら進むのもまた特別な瞬間です。

京都ならではの伝統美と現代の心地よさが息づくお部屋で、寛ぎのひとときを。